抱っこひも、事故気をつけて [2014年09月27日(土)]
抱っこひも、事故気をつけて 前屈みで落下し重傷も

子育て中の親に人気の「抱っこひも」で、赤ちゃんが落ちてけがをする事例が相次いでいる。ひもの調節を誤ってすり抜けてしまうほか、一部に品質の悪い商品もあるという。国民生活センターや東京都は注意を呼びかけ、メーカーも安全対策に乗り出している。

 7カ月の長女を育てる千葉県松戸市の中村綾さん(30)は、抱っこひもが欠かせない。「ベビーカーは電車で場所を取るし、階段だけの駅だと持ち上げるのが大変」。一方、「靴を履く時に前かがみになってすき間ができて、子どもを落とさないかな」と心配になることもある。

 ベビー用品販売の「赤ちゃん本舗」(本社・大阪市)によると、年間80万〜100万個が売れている。縦抱っこで対面して腰と両肩のベルトで子どもを支える商品が半分を占め、おんぶや横抱きにできる製品もある。イクメンと呼ばれる男性の育児参加も後押しし、5年前の約1・5倍の売れ行きという。