インフルエンザの予防接種の実際

 インフルエンザの予防注射を受けましょう!

対象:6ヶ月以上の乳児からお年寄りまで
ただし6ヶ月から1才のお誕生までのお子さんの免疫獲得率は悪く、あまりお勧めではありません。
・1〜5才のお子さまはインフルエンザにかかったときの症状が大変重く(高熱持続、ときに脳炎) ぜひ予防注射を受けて下さい。
また受験生も受けられた方が賢明です。
お年寄りも、冬場に肺炎などで亡くなる場合、インフルエンザが引き金になっていることが多いのでお勧めです。

方法:  
     乳児〜学童:        2回
     中学生以上〜お年寄り  1回または2回(多くは1回で大丈夫)

 2回受ける場合、間隔は1〜4週あけますが、4週あける方がよく免疫がつき、お勧めです。しかし流行期に入ってからおうちになる場合、2回目は4週間も待てなくて、やむなく1週間ごとに2回受けていただく場合も出てきます。そうならぬよう、なるべく11月半ばに1回、12月半ばにもう1回、余裕をもって受けて下さい。

効果

 大ざっぱに「予防注射を受ければ、かかる率は半分になり、かりにかかっても病気の重さは半分になります。」

副作用

 特にインフルエンザの予防注射が、他の予防注射に比べて副作用が強いことはありません。安心して受けて下さい。副作用が出るとすれば、じんましんや注射部位の発赤、硬結などです。