どんな病気？

　一般に乳児の胃は、とっくりのように立った状態なので、お乳やミルクをよく吐きます。吐いてもあまり心配はありません。

　しかし先天性肥厚性幽門狭窄症の場合は、生後2〜3週ころに発病し授乳直後に噴水のように口や鼻から激しく吐くようになります。

　水分が不足するのでやがて便秘がちになり、体重も減ります。

　胃から十二指腸につながる出口の幽門が狭くなり飲んだものを吐いてしまう病気です。噴水のように吐き、体重増加がよくないように思えたら受診して下さい。