咽頭炎、結膜炎、発熱が主症状で夏期に多発します。主に飛沫感染と言われています。しかし、経結膜や経口的感染もあると考えられています。
この病気は以前、夏にプ−ルで泳いだ後、3〜6日後に突然発症することが多かったので、プ−ル熱と呼ばれるようになりました。しかし、現在ではプ−ルの水は充分消毒されているので、汚染されたプ−ルの水が、この病気の感染源になることはありません。むしろ現在は、家庭用のプ−ルで、この病気のウイルスを持っている子供と水遊びをして発症することが多いようです。現在でも明らかにプールが関係している場合はプール熱といいますが、正式名は咽頭結膜熱です。
免疫のない乳幼児に好発し、国内で分離されるウイルスは主に3型で、4型がこれに次ぐが1994年以後7型の流行が全国各地にみられるようになり、免疫がない成人が多いので注意を要します。
発熱をもって発症、頭痛、倦怠感、食欲不振、全身倦怠感 咽頭の激しい痛みと食思不振 結膜炎に伴う結膜充血、目の痛み、まぶしい、涙が出るなどです。
3から5日くらい40℃近い高熱が出た後、自然治癒します。
高熱が持続して、目も真っ赤になるので、きちんとした診断は必要でしょう。(^_^;)
ご安心下さい。(^_^)v
咽頭拭い液を材料にした迅速診断キットが発売され15分くらいですぐ診断ができるようになってきました。
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